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そもそも、薬膳ってどんなものですか?
あなたは、『薬膳』と聞くと何を思い浮かべますか?
薬が入った食べ物。
作るのが大変で、とても時間がかかる。
材料がなかなか手に入らない。
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いろんなイメージがあるかと思いますが、特別な料理ではありません。
例えば、
疲れてやる気が出ないとき、肉じゃがをいただく!
じゃがいも…デンプンや繊維が胃の中の余分を吸い取り、
消化器が気を作りやすい状態にしてくれます。
たまねぎ・…・体を温め、氣や血を巡らせてくれます。
肉……………氣を増やし体を温め、筋骨を増強させてくれます。
とんかつをいただいた後、デザートにリンゴ!
リンゴ………油物・肉類の消化を助け、老廃物を出してくれます。
酸味が肝臓を元気にし、高脂血症・高血圧の予防も
期待できます。
体が熱いとき・冷えているとき、
元気いっぱいのとき・お疲れのとき、
乾燥しているとき・水分過多のとき、・・・・
同じ人でも、ときによって体調は違います。
だから、多ければ捨て、足りなければ補う。
詰まっていれば流す。
体調に合わせた食事をして未病を治す! それが薬膳なのです。
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